平和-詳細

2009/09/17|活動報告(平和)

2009年度 ピースアクション in ヒロシマ 報告

2009年度 ピースアクション in ヒロシマ 報告

 

 

日本生協連と全国の生協で取組むピースアクションinヒロシマが今年も8月5日(水)~6日(木)に開催されました。
 東京都生協連からは、7生協と事務局の計66名が参加し、小学生9名、中学生3名、高校生1名、大学生1名、12組の親子、若い職員も多く、幅広い参加がありました。
 初日は、「虹のひろば」への参加が途中からとなりましたが、漫画「はだしのゲン」の作者である中沢啓治氏の被爆の証言や展示コーナーを見学することで、核兵器廃絶の必要性をあらためて考える場となりました。
 虹のひろば終了後には平和公園や市内のフィールドワークを、2日目は記念式典終了後から広島空港集合時間までの組み立ても各単協工夫を凝らし有意義に過ごしていました。
 東京都生協連のヒロシマ行動のメイン企画でもある「被爆者の皆さんとの交流会」は、被爆者の方の高齢化が進む中、証言者の皆さんへの負担等も考慮し10人程度のグループに分れ行ないました。

【虹のひろば】
 日本生協連山下会長の主催者挨拶では、2009年11月に開催されるICAジュネーブ大会で、核兵器廃絶に向けて決議やアピールを提案することを検討していることが報告されました。また、自身もオバマジョリティーの1人として、核兵器廃絶に向け、皆さんと一緒に運動をすすめていきたいとのお話もありました。

被爆者の証言として漫画家で「はだしのゲン」の作者の中沢啓治さんから、「はだしのゲンと私」と題してお話がありました。
 なぜ、「はだしのゲン」を描こうと思ったのか、その経緯や爆心地に近い所で被爆したにもかかわらず、奇跡的に生き残った時の様子やその後の生き様を淡々と話されました。お話からは、原爆の悲惨さや恐ろしさだけではなく、教育や差別など多くの問題が投げかけられました。

      中沢 啓治さん

 

第2部の「みんなのひろば」は、全国の生協や平和関連団体による出展ブースや広島の子どもたちが描いた平和の絵の展示コーナー、2020ビジョンコーナー、ビデオ上映コーナーなど多彩な催しがあり、それぞれのコーナーへの参加や、出展ブースでの交流がされました。

 

 【被爆者の皆さんとの交流】
 1グループ10名程度に分かれて、お話を聞きました。
 被爆者の高齢化が進む中、色々な準備をして「少しでも分りやすく」と工夫を凝らしてお話をしていただきました。